JAふくおか八女は、今回の豪雨で茶畑やみかん畑が土砂に埋まり、いちごのビニールハウスが流されるなど、甚大な被害が生じている。被害がとくに大きい山間部には重機が入らないため、現在も手作業でビニールハウスの片づけや泥出しを行っている。
JAふくおか八女は、コープネットの主要産直産地の一つで、毎年、生協組合員と役職員が産地視察・交流を行っている。今回の豪雨被害発生後もコープネットは同JA管内を訪れて被害状況を視察、今後の支援について検討した。その結果、現地で遅れている農地復旧への手助けがもっと期待されていることから、いちごの定植に間に合うよう、9月初旬に職員によるボランティアを行うことにした。
具体的には、JAの職員・青年部が行っているボランティアに合流し、生産者の畑、ビニールハウスの土砂の撤去と壊れたハウスの片づけ作業を行う。
実施時期は9月1日〜2日と9月8日〜9日の2回で合計23人の職員が参加する予定となっている。それ以後については現地の状況をみて検討することにしている。
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