農政・農協ニュース

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「次代へつなぐ共済」をどう実現するか 農業開発研修センター

 (社)農業開発研修センター(京都、小池恒男会長)は10月24日から26日までの3日間、京都JA会館(京都市南区)で第19回JA共済総合研究会を開く。

 第26回JA全国大会の大会議案は「次代へつなぐ協同」だ(関連記事)。この大会議案を踏まえて、次代へつなぐ共済事業はどうあるべきかを考える。
 研究会では、JA共済連のほか、JAいわて花巻、JA福岡市、JA松本ハイランドからの実践報告のほか、保険業界の最新動向や来店型保険ショップの営業戦略、TPPと共済規制問題などの報告がある。
 定員は100人で、参加費は会員4万3000円、非会員6万円。25日の懇談会は別途5000円が必要。
 問い合わせは農業開発研修センター(TEL:075-681-4297,4298、FAX:075-662-0078)まで。

 詳しいプログラムは次の通り(敬称略)。

○第1日(24日)
▽オリエンテーション 小松泰信・岡山大学大学院環境学研究科教授
▽報告1「保険業界の最新動向とJA共済への提言」尾籠裕之・株式会社業務プロセス研究所代表取締役
▽報告2「来店型保険ショップの経営戦略」今野則夫・ほけんの窓口グループ株式会社代表取締役社長
○第2日(25日)
▽報告3「TPPと共済規制問題」押尾直志・明治大学商学部教授
▽報告4「次代へつなぐJA共済の新たな展開方向 次期「JA共済3か年計画」のねらいとポイント」中村純誠・JA共済連常務理事
▽シンポジウム「次代へつなぐ共済事業戦略を考える」
実践報告:清水秀喜・JA福岡市常務理事、上條良行・JA松本ハイランド常務理事
座長:高田理・神戸大学大学院農学研究科教授
コメンテーター:安原牧男・JA共済連京都府本部本部長、瀬津孝・農業開発研修センター常務理事
▽討論
▽懇談会
○第3日(14日)
▽報告5「わがJAのめざす将来ビジョンとトップの役割」高橋専太郎・JAいわて花巻代表理事組合長
▽報告6「新たな共済事業戦略と改革課題」小松泰信・岡山大学大学院環境生命科学研究科教授

(2012.09.11)