国内最大規模の「農を知って食を楽しむ」イベントとして東京ビッグサイト西3・4ホール、屋上展示場などで開く。入場料無料。
11〜12月には、日本の農林漁業の価値を発信する「食と農林漁業の祭典」として6つのイベントが開かれるが、その最後を飾るもの。
イベント事務局が11月末にまとめたトピックスの1部を紹介してみた。
◆日本が誇る植物工場など集結
天候に左右されない農業を可能にしたトマトなどの植物工場を紹介。また被災地の農業復興に取り組む企業の技術成果や品種改良などの技術を見せる。
「農を究めるコーナー」ではJA全農式トマトトロ箱養液栽培システム「ウィズOne」などの出展がある。
またホクレン農協連合会は可食性インクで殻に文字などを印字した卵1万個を来場者に無料配布する。
◆ミカンジュースが出る蛇口
「おいしさ体験ゾーン」ではブランド牛や有名イチゴ、地豆腐の無料食べ比べを実施。また都市伝説となっている“蛇口”(関連記事)も出現する。お酒の「SAKE横町」もある。
さらに「B―1グランプリ」とのコラボによる8団体の集合など70ブースが並ぶ。
◆世界のスターシェフが来日
パリとデンマークから世界的に著名なシェフが来て、被災地の食材を中心に使った世界に誇れる1品を作る。日本の食材の可能性を感じてほしいという。
◆セミナーやワークショップ
「夢をかなえる身体と献立づくり」のセミナーや、女子力で農業を盛り上げる食育ワークショップを開く。野菜をおいしく食べるためのチョコを使った新しい食べ方の紹介などがある。