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海外バイヤー招いて商談会 ジェトロが日本茶輸出を支援

 日本の食材が注目され、日本茶の輸出が増える中で、いっそうの拡大を図って日本貿易振興機構(ジェトロ)は鹿児島と静岡の2産地で商談会を開く。

 ジェトロはこれまでも日本茶の最大の輸出先である米国からバイヤーを招き、日本企業との商談の場を設けてきたが、今回は新たな海外販路開拓と高品質な日本茶の普及を目指し、米国だけでなく、英国、カナダ、メキシコから、合計9社(11人)のバイヤーを招待する。
 商談会のほか、環境に恵まれた生産地の視察や、日本茶インストラクターによるおいしい茶の入れ方についてのレクチャーなど総合的なプログラムを提供する。
 商談会参加予定の日本企業には9月に両県で事前セミナーを実施したが、商談会の後では個別にフォローアップをして将来につながる支援をしていく。
 なお2011年の緑茶輸出は総額47億円と、10年間で4倍に増え、前年比では11%増を記録している。
 商談会は11月16日が鹿児島市内、同19〜20日が静岡県掛川市内。


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