この活動は、農林中金が進める東日本大震災からの復興支援の一環。
気仙地方森林組合が「気仙スギ」を使った木製ベンチを30基つくり、岩手県住田町の仮設住宅などに贈った。農林中金はその制作費用などを助成した。
この日の贈呈式では、農林中央金庫仙台支店支店長の山田秀顕氏、気仙地方森林組合代表理事組合長の柧木澤光毅氏、岩手県森林組合連合会代表理事専務の澤口良喜氏の3人から、住田町の多田欣一町長へベンチが贈られた。
ベンチを受け取った住田町役場では、「過去にもほかの団体などからベンチが贈られたことがあったが、いわゆるプロの人たちによる立派なベンチは初めて。住民の皆さんの 喜びぶりは今までにないぐらい大きい」と感謝した。
農林中金では、今後も岩手県内のほかの森林組合などと連携し、引き続き被災地の復興支援を進めていく考えだ。
(写真)
上:贈呈式には仮設住宅の住民らも参加した
下:森林組合のプロがつくった木製ベンチ
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