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「JAバンク農業金融プランナー」倍増で2000人超す 農業メインバンク機能強化へ

 JAバンクは平成23年度から系統独自の資格制度である「JAバンク農業金融プランナー」を導入。今年10月に実施した第3回の検定試験の結果、1112人が新たに資格を取得したと農林中金は11月15日発表した。

 JAの農業融資担当者などを対象とした資格制度で、これで第1回からの資格取得者累計は2008人となった。回を追って取得者は倍増している。
 「今後とも、積極的な取得奨励や、取得者に対する適切なフォローアップを通じて農業融資に関する人材育成に取り組み、農業メインバンク機能の一層の強化を図っていく」と農林中金はいう。
 これより先、平成17年度から、農業金融にかかる企画・推進リーダーとして、担い手金融リーダーを全国に設け、その人数はJA・信連・金庫の合計で1906人となったが、農業金融プランナーの数はこれを追い抜いた。
 JAバンクの事業戦略である中期戦略(22〜24年度)は「農業メインバンク機能」の強化を最重要テーマと位置づけ、正組合員を中心とした中小個人農業者への金融サービス提供に加え、大規模農家・農業法人などの専門的なニーズに応えていくために取り組んでいくとしている。

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