耕作放棄による荒廃農地の全国推計値は約27.8万haで、そのうち再生利用可能な農地は約14.8万ha、再生利用が困難と見込まれる農地は約13万haだった。実際再生利用された面積は1.2万haだった。
調査は23年1月〜12月まで全国1701市町村で実施し、そのうち1286市町村で全対象農地を調査した。
この調査は20年から実施しているが、23年は前年と調査期間が異なることや、東日本大震災で被災した16市町村なども含めた推計であるため、前年との単純な比較はできない。
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