GWが例年より長かったことや、東京が比較的好天に恵まれたため、5月の売り上げは全業態トータルで前年同月比2.1%増と好調だった。客数も1.4%増と伸びており、堅調に持ち直している。
ただし業種別で見ると、売り上げが大幅に伸びたのは同比6.3%増だったファストフード系列のみ。特に麺類チェーンが14.6%増と大幅に増加し、次いで6.2%増の寿司チェーンが好調だった。
ファミリーレストランは0.1%減だが、焼肉チェーンだけは2.9%増と好調。そのほか、ディナーレストランは4.4%減、喫茶は7.3%減、パブ・居酒屋は3.6%減と落ち込んだ。パブ・居酒屋は関西地区での新型インフルエンザ感染の影響が大きな要因と見ている。