これによると、10年度の通販業界の売上高は、9年度より約3600億円増の4兆6700億円で、前年度からの伸び率は8.4%増となっている。流通業界全般ではデフレなどの影響で、消費低迷が指摘されているが、通販市場は2001年度の2兆4900億円からこの10年でおよそ2倍の規模となった。
JADMA会員社の売上高は3兆800億円で、前年度比4.4%増となっている。会員社の売上高の特徴は、テレビ通販企業(31社、12.9%増)とBtoB通販企業(11社、7.2%増)が好調で全体を牽引したと協会では分析している。
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