摘採面積は3万1200haで前年並みとなった。 10a当たり生産収量は433kgで、春先の低温などが響き、作柄の悪かった前年並みとなった。
生葉収穫量は13万5000tで、これも前年並み。
荒茶生産量も前年並みで2万7800t。
上位3県の荒茶生産量を比率でみると、静岡県は主産県合計の52%、次いで鹿児島県27%、三重県11%。
【摘採面積】
茶の栽培面積のうち、収穫を目的に茶葉を摘採した面積。
【荒茶】
生葉に対して蒸熱、揉み操作、乾燥などの処理をして製造したもの。仕上げ茶として再製する以前のものをいう。
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