生産農業所得とは、農業(総)産出額から物的経費(減価償却費と間接税を含む)を控除し、経常補助金などを加算したものをいう。
22年は2兆8395億円となり、前年に比べ9・4%増加した。16年からの推移をみると、ずっと減少を続けてきたが、今回は7年ぶりに増加に転じた。戸別所得保障モデル対策によるものとされる。
都道府県別では、北海道の生産農業所得が3612億円で最も多く、次いで茨城県が1716億円、千葉県が1258億円、新潟県が1097億円、熊本県が1080億円となっている。
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