乳用牛の飼養戸数は2万100戸で前年に比べ900戸減少した。
飼養頭数は144万9000頭で、乳用種の出生頭数の減少により前年に比べて1万8000頭減少した。
1戸当たり飼養頭数は72頭で前年に比べ2頭強の増加となった。
肉用牛の飼養戸数は6万5200戸で前年に比べて4400戸減少した。 飼養頭数は272万3000頭で、肉用種の出生頭数の減少により前年に比べて4万頭減少した。
1戸当たり飼養頭数は約42頭で前年に比べて2頭増加した。
豚の飼養戸数は5840戸で前年比170戸減少。 飼養頭数は973万5000頭で、前年比3万3000頭減少した。
採卵鶏の飼養戸数は2810戸で120戸減少。また飼養羽数は1億7494万9000羽で96万8000羽減少した。
このうち成鶏めすの飼養羽数は1億3547万7000羽で187万5000羽減少した。
1戸当たりの成鶏めす飼養羽数は4万8200羽で、1300羽増加した。
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さらに特徴別に見ると、乳用牛の飼養頭数は、九州と沖縄を除く全ての地域で減少した。また、地域別の飼養頭数割合は北海道が全国の約6割を占めている。頭数の増減は、20〜29頭と、100頭以上の階層で増加し、その他の階層で減少した。飼養頭数割合は、100頭以上の階層が約4割を占めている。
肉用牛を見ると、50?99頭、及び200頭以上の階層で増加し、その他の階層で減少した。規模別の飼養頭数割合は200頭以上の階層が約5割を占め、また地域別の飼養頭数割合は九州が全国の約4割を占めている。
豚の飼養戸数は1〜299頭の階層で減少し、その他の階層で同数かやや増加した。頭数は1〜299頭及び2000頭以上の階層で減少した。規模別の頭数割合は2000頭以上の階層が約7割を占める。
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