利用者満足につながる共済事務を 「共済事務インストラクター全国交流集会」2015年11月6日
JA共済連は10月29、30日の両日、顧客満足度の向上や客への対応力強化の一環として、「共済事務インストラクター全国交流集会」を開いた。
共済事務インストラクターは、JA支店の担当者に対し、組合員などからの申し出の対応方法や共済事務処理の迅速化・適正化に向けて支援や指導を行うJA職員のこと。
今回の交流集会では全国のJA共済事務インストラクターが103人参加し、「組合員・利用者の満足につながる共済事務を目指して」をテーマに活動の発表や意見交換などを行った。
助川龍二常務理事は開会の挨拶で、共済事務インストラクターが、JA共済にとって重要な普及推進の強化と事務の改善・効率化の中核となると話した。また平成18年度から導入された共済事務インストラクター制度の定着と高度化を図り、27年9月末時点で3647人のインストラクターがいることにも触れ、「(交流集会は)今回で7回目。活発な意見交換により様々な刺激を受けて、日ごろの活動のヒントと気づきを持ち帰っていただき、1人でも多くの相談ができる全国の仲間を見つけていただきたい」と述べた。
体験発表では「支店担当者への指導上の工夫」をテーマに、愛知県JA尾張中央の金森末紗さんと宮崎県JA宮崎中央の川内勇一さんが行った。金森さんは、支店に出向くこと、実務的な点を担当者目線でわかりやすく伝えることの重要性について語り、川内さんは担当者の情報共有のために定期通信の実施、組合・支店全体で取り組むことが大切だと話した。
(写真)挨拶する助川常務、体験発表、議論を行う分科会
(関連記事)
・九州地区業務センター10月に開所 JA共済連 (15.09.16)
・自動車共済を一本化 わかりやすい仕組みに JA共済連 (15.08.25)
・農業リスクコンサルティング 10月から試行-JA共済連 (15.08.04)
・エリア戦略導入679JA 推進実績は全国目標達成 (15.08.04)
・会員還元の増額など、26年度決算を承認 JA共済連通常総代会 (15.08.03)
重要な記事
最新の記事
-
11月29日「ノウフクの日」に制定 全国でイベント開催 農水省2024年11月22日
-
(411)「豚ホテル」の異なるベクトル【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2024年11月22日
-
名産品のキャベツを身近に「キャベツ狩り選手権」開催 JA遠州中央2024年11月22日
-
無人で水田抑草「アイガモロボ」NEWGREENと資本業務提携 JA三井リース2024年11月22日
-
みのるダイニング名古屋店開業2周年「松阪牛ステーキ定食」特別価格で提供 JA全農2024年11月22日
-
【スマート農業の風】農業アプリと地図データと筆ポリゴン・eMAFF農地ナビ2024年11月22日
-
自動運転とコスト【消費者の目・花ちゃん】2024年11月22日
-
融雪剤・沿岸地域の潮風に高い洗浄効果「MUFB温水洗浄機」網走バスに導入 丸山製作所2024年11月22日
-
農薬散布を効率化 最新ドローンなど無料実演セミナー 九州3会場で開催 セキド2024年11月22日
-
能登半島地震緊急支援募金で中間報告 生産者や支援者が現状を紹介 パルシステム連合会2024年11月22日
-
徳島県産食材をまるごと楽しむ「徳島食の博覧会2024」30日から開催2024年11月22日
-
総供給高と宅配が前年割れ 10月度供給高速報 日本生協連2024年11月22日
-
森林の遮断蒸発 激しい雨の時より多くの雨水を蒸発 森林総合研究所2024年11月22日
-
子育て応援 プレクリスマスイベント 27日に開催 パルシステム山梨 長野2024年11月22日
-
再エネと地域活性化について考える講演会を開催 生活クラブ愛知2024年11月22日
-
佐渡産新米 新潟県佐渡市のふるさと納税返礼品で提供開始2024年11月22日
-
巨大文字入り防草シート 水田のあちこちにお目見え 福井県坂井市2024年11月22日
-
「第41回さいたま花の祭典」29日から開催 埼玉県2024年11月22日
-
【人事異動】JA全農(2025年1月1日付)2024年11月21日
-
【地域を診る】調査なくして政策なし 統計数字の落とし穴 京都橘大学教授 岡田知弘氏2024年11月21日