林業安全装備品に助成 農林中金が募集2016年3月31日
農林中央金庫は林業用安全装備品の購入に必要費用を助成する事業を行っており、平成28年度の事業利用者を募集している。助成率は50%で、上期募集が28年4月1日から同15日まで、下期が同年9月1日から同年10月14日まで。
この事業は平成27年度から始めた「林業労働安全性向上対策事業」として行う。労働安全対策に取り組む森林組合等を対象に、安全装備品の一部購入費用を助成する。
助成対象備品はチェンソー防護ズボン・ブーツ、林業用のヘルメット、ジャケット、手袋など。27年度は全国の森林組合の約半分となる321団体(16森林組合連合会、305森林組合)が応募し、合計商品数7000点、7389人分、9300万円の助成実績を見込んでいる。
林業従事者1000人あたりの死傷者数は26.9人(平成26年度)で、全産業平均の12倍に上り、高齢化も進み、従事者数も低迷している。林業従事者確保のためにも、労働安全性の向上は必須の課題となっている。
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