米の品質を数値化 サタケが新サービス「コメドック」開始2018年6月28日
(株)サタケは7月1日から、米の品質・価値の数値化および改善提案を行う新サービス「米の品質診断“コメドック”」を開始するが、サービス開始を記念して12月25日まで特別価格キャンペーンを実施する。
「コメドック」の主な対象は、精米工場などの加工・流通業とJA、農業法人、担い手農家など生産者だ。
分析項目は(検体は玄米・精米、500g以上)、▽残留農薬簡易分析(68成分)▽重金属分析(カドミウム)▽DN品種鑑定(定性分析)▽食味分析(米粒食味計)の4項目が「基本セット」で、12月25日までのキャンペーン価格は2万5000円(通常価格:3万2000円)となっている。
(写真)サタケが新たにはじめたサービス「コメドック」の診断結果報告書例
基本セットの残留農薬簡易分析は、殺虫剤、除草剤等に含まれる農薬成分のうち、68成分が含まれているかどうかを迅速に判定するが、農薬成分がが検出されても68成分のうち「何が検出されたか」は分からないので、検出された成分を特定したい場合は、オプションの「残留農薬(234成分)」を利用する。
「オプション」の分析項目は、
▽残留農薬(234成分)(キャンペーン期間中追加料金2万円、通常価格3万5000円)
▽放射性物質分析(放射性セシウム)(キャンペーン価格4000円、通常価格6000円)
▽外観品質(穀粒判別器)(キャンペーン価格1500円、通常価格2000円)。
サタケでは、数値化した分析結果をもとに、品質管理方法や調整機械のメンテナンスなど具体的な改善提案を行い、米づくりの高品質。高付加価値化に寄与していきたいと考えている。
○問い合わせ先:(株)サタケ穀物分析センター
○TEL:082-420-8558
○FAX:082-420-0005
(関連記事)
・JA勝英の黒大豆枝豆選別出荷設備が竣工 サタケ(16.03.03)
・テニスの二宮選手とスポンサー契約 サタケ(16.02.25)
・小型・低価格のフルカラー光選別機「ピカ選MASTER」 サタケ(15.11.20)
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(138)-改正食料・農業・農村基本法(24)-2025年4月19日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(55)【防除学習帖】第294回2025年4月19日
-
農薬の正しい使い方(28)【今さら聞けない営農情報】第294回2025年4月19日
-
若者たちのスタートアップ農園 "The Circle(ザ・サークル)"【イタリア通信】2025年4月19日
-
【特殊報】コムギ縞萎縮病 県内で数十年ぶりに確認 愛知県2025年4月18日
-
3月の米相対取引価格2万5876円 備蓄米放出で前月比609円下がる 小売価格への反映どこまで2025年4月18日
-
地方卸にも備蓄米届くよう 備蓄米販売ルール改定 農水省2025年4月18日
-
主食用МA米の拡大国産米に影響 閣議了解と整合せず 江藤農相2025年4月18日
-
米産業のイノベーション競う 石川の「ひゃくまん穀」、秋田の「サキホコレ」もPR お米未来展2025年4月18日
-
「5%の賃上げ」広がりどこまで 2025年春闘〝後半戦〟へ 農産物価格にも影響か2025年4月18日
-
(431)不安定化の波及効果【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年4月18日
-
JA全農えひめ 直販ショップで「えひめ100みかんいよかん混合」などの飲料や柑橘、「アスパラ」など販売2025年4月18日
-
商品の力で産地応援 「ニッポンエール」詰合せ JA全農2025年4月18日
-
JA共済アプリの新機能「かぞく共有」の提供を開始 もしもにそなえて家族に契約情報を共有できる JA共済連2025年4月18日
-
地元産小粒大豆を原料に 直営工場で風味豊かな「やさと納豆」生産 JAやさと2025年4月18日
-
冬に咲く可憐な「啓翁桜」 日本一の産地から JAやまがた2025年4月18日
-
農林中金が使⽤するメールシステムに不正アクセス 第三者によるサイバー攻撃2025年4月18日
-
農水省「地域の食品産業ビジネス創出プロジェクト事業」23日まで申請受付 船井総研2025年4月18日
-
日本初のバイオ炭カンファレンス「GLOBAL BIOCHAR EXCHANGE 2025」に協賛 兼松2025年4月18日
-
森林価値の最大化に貢献 ISFCに加盟 日本製紙2025年4月18日