改革の具体化へ実行を-JAグループの有識者会議2015年9月15日
JAグループの自己改革に関する有識者会議が9月11日に開かれ、第27回JA全国大会組織協議案について意見交換をした。
有識者会議は今回が6回め。全中からJA全国大会組織協議案について説明を受けたあと委員から意見を聞いた。
農業者の所得増大などを掲げた大会議案に盛り込まれた内容について「どう実行に移すか、具体化することが大事」と多くの委員が指摘しJAグループの実践に期待したほか、「ターゲットを決め目標数値やスケジュールを打ち出したほうがいいのでは」との指摘もあったという。
座長の杉浦宣彦・中大大学院戦略経営研究科教授は「委員から(改革実行について)念押しをしたということ。JAグループの取り組みを信頼してもらうためには引き続き(第3者機関である有識者会議が)モニタリングさせてもらうことは大事ではないかと話した」と会合後に語った。杉浦座長によると奥野会長からも「大事なこと」との認識が示されたという。この日の会合で同会議としては一区切りし、今後の会合等は未定。ただ、杉浦座長は「委員全体で集まって(改革状況を)評価することはあっていいのでは」と話した。
(関連記事)
・自己改革に指導力を JA全国大会議案協議西日本代表者会議 (15.07.30)
・所得・生産拡大が柱 第27回JA全国大会組織協議案 (15.07.13)
・JA全国大会協議案決まる (15.07.06)
・JAの新たな協同組合像の確立を 第27回JA全国大会議案検討 (15.04.15)
重要な記事
最新の記事
-
【人事異動】JA全農(2025年1月1日付)2024年11月21日
-
【地域を診る】調査なくして政策なし 統計数字の落とし穴 京都橘大学教授 岡田知弘氏2024年11月21日
-
【鈴木宣弘:食料・農業問題 本質と裏側】国家戦略の欠如2024年11月21日
-
加藤一二三さんの詰め将棋連載がギネス世界記録に認定 『家の光』に65年62日掲載2024年11月21日
-
地域の活性化で「酪農危機」突破を 全農酪農経営体験発表会2024年11月21日
-
全農いわて 24年産米仮渡金(JA概算金)、追加支払い2000円 「販売環境好転、生産者に還元」2024年11月21日
-
鳥インフル ポーランドからの家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2024年11月21日
-
鳥インフル カナダからの生きた家きん、家きん肉等の輸入を一時停止 農水省2024年11月21日
-
JAあつぎとJAいちかわが連携協定 都市近郊農協同士 特産物販売や人的交流でタッグ2024年11月21日
-
どぶろくから酒、ビールへ【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第317回2024年11月21日
-
JA三井ストラテジックパートナーズが営業開始 パートナー戦略を加速 JA三井リース2024年11月21日
-
【役員人事】協友アグリ(1月29日付)2024年11月21日
-
畜産から生まれる電気 発電所からリアルタイム配信 パルシステム東京2024年11月21日
-
積寒地でもスニーカーの歩きやすさ 防寒ブーツ「モントレ MB-799」発売 アキレス2024年11月21日
-
滋賀県「女性農業者学びのミニ講座」刈払機の使い方とメンテナンスを伝授 農機具王2024年11月21日
-
オーガニック日本茶を増やす「Ochanowa」有機JAS認証を取得 マイファーム2024年11月21日
-
11月29日「いい肉を当てよう 近江牛ガチャ」初開催 ここ滋賀2024年11月21日
-
「紅まどんな」解禁 愛媛県産かんきつ3品種「紅コレクション」各地でコラボ開始2024年11月21日
-
ベトナム南部における販売協力 トーモク2024年11月21日
-
有機EL発光材料の量産体制構築へ Kyuluxと資本業務提携契約を締結 日本曹達2024年11月21日