「だれにもできる土の物理性診断と改良」を出版 JA全農2016年3月24日
JA全農は農山漁村文化協会(農文協)から3月22日、「だれにもできる土の物理性診断と改良」を出版した。
作物の生産性向上と農家の手取り最大化への貢献を目的に出版した。著者は元JA全農肥料技術主管の安西徹郎氏。平成22年に出版した化学性診断を解説した「だれにもできる土壌診断の読み方と肥料計算」の姉妹版で、生産者自ら土壌の物理性の調査と改善ができる解説書となっている。
これまでJA全農は、土壌物理性診断セットの開発やJAグループ職員向けの講習会などを行っており、土の物理性診断の普及に力を入れてきた。本書は、そのノウハウがつまった一冊となっている。
内容は、▽いま生産現場の土は?、▽まず見るべきは土の物理性、▽これならできる! 土の見方・基礎編、▽名人になる! 土の見方・上級編、▽土の物理性改良に、この機械・資材、▽現地事例に学ぶ 土を見るポイントの他、本所にでてきた機械・器具の問い合わせ先も載っている。
A4サイズ96ページ、税別2000円。販売元は農文協で(電)03-3585-1142。
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