農地と野菜の"もったいない"を商品に JA東京みらい2018年5月9日
・「みらいのやさいシリーズ」販売開始
JA東京みらいは、同JAの農産物直売センター「みらい新鮮館」3店と直売所2店で、「みらいやさいシリーズ」第1弾の冷凍野菜餃子「ぽてまる」の販売を開始した。
「みらいやさいシリーズ」は、JA管内の地場野菜を使った6次産業化商品として販売するものだ。
第1弾となる「ぽてまる」は、肉の替わりにジャガイモをメインに、ニンジン、キャベツを使った冷凍餃子で、「簡単・ヘルシー」をキャッチコピーにしており、調理は冷凍のままフライパンで両面を焼くだけ、あるいはレンジや蒸し器で調理して、手間をかけずに食べられるようにしたという。
(写真)冷凍野菜餃子「ぽてまる」
6次産業化商品である「みらいやさいシリーズ」は、低利用農地の有効活用と規格外野菜を使用することで農家所得を向上させることを目的にしている。第1弾の「ぽてまる」の場合は、東村山市の低(未)利用農地で栽培されたジャガイモ、清瀬市で規格外品のニンジン、西東京市産のキャベツは市場出荷終了後に畑に残ったもの(規格外)を使っている。第2弾以降の商品についても現在開発中だが、基本的には「ぽてまる」と同様の考え方で開発・販売していくことにしている。
(写真)JA東京みらいが発売する冷凍野菜餃子「ぽてまる」のPOP
「ぽてまる」の名称は、ジャガイモの「ポテト」と丸餃子の丸い形、そして老若男女に親しまれ思わず声に出したい愛らしい響きから命名したという。
現在は、JAの農産物直売センター「みらい新鮮館」と直売所での販売だが、今月中には東京・新宿の「JA東京アグリパーク」でも取扱う予定になっている。
(写真)JA東京みらい「みらい清瀬新鮮館」の外観
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