JA職員なりすまし詐欺事件発生 組合員アンケート活動を悪用 埼玉県で2019年2月22日
JA全中は2月22日、「JAの自己改革に関する組合員アンケート」にかかるJA職員をかたった詐欺事件(なりすまし事件)が埼玉県内で発生したと発表した。
現在、JAグループでは各地のJAの職員が正・准組合員に対して「JAの自己改革に関する組合員アンケート」を実施している。アンケートは職員が組合員宅を訪問、趣旨を説明して用紙を配布、後日、職員が回収のため再訪問するのが基本となっている。
JA全中によると今月に入ってから、アンケート用紙の配布を受けた組合員宅に、「アンケートに応えると還付金がもらえます」など、JA職員をかたる者が電話で説明し訪問、その際、キャッシュカードを預けるよう求めたり、暗証番号を聞き出すなどして現金を引き出してだまし取る事案が発生したという。現在、警察が捜査している。
JA全中は「JA職員が組合員・利用者のみなさまから店舗外でキャッシュカードを預かったり、暗証番号を確認することは絶対にありません」とし、そのような内容の話を耳にしたり、何か少しでも怪しいと感じた場合は、利用しているJAや警察署まで連絡してほしい、と注意を呼びかけている。
(関連記事)
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