30年度0.75%給付還元利率 JA全国共済会2019年3月7日
(一社)全国農林漁業団体共済会は3月6日、平成30年度第2回臨時評議員会と30年度第5回理事会を開き、30年度給付還元利率を「制度」で0.75%、「施設」で0.70%と決めた。また31年度は同0.70%、0.65%で、それぞれ30年度対比でマイナス0.05%とした。
平成30年度の事業概況は、31年1月末基準で総資産5356億円(前年同期5420億円)で、JAの加入率は94.3%(同94.1%)、掛金収入は253億円(同252億円)、新規加入者数7276人(同6824人)、退職給付支給額245億円(同257億円)、退職者数7134人(同6715人)だった。
一方、30年度の決算見込みでは、「給付還元利率」は上期、下期ともに「制度」(役職員ごとに決めた掛金額を毎月積み立て、退職時に掛金累積額とそれに付加された利息が給付される積立貯金型の財産形成制度)は0.75%、「施設」(職員ごとに決められた掛金額を毎月積立て、退職時に掛金累積額とそれに付加された利息が給付される積立貯金型の退職金外部積立制度)は0.70%を適用する。「事業基盤強化準備金」(運用資産の減価および金利リスク等が発生した場合の給付補償に備える準備金)は3億9000万円を積み増し、318億円を見込む。
また31年度は「制度」「施設」でそれぞれ0.70%、0.65%とした。厳しい運用環境のなか、「5か年平準型給付還元方式」に基づき、いずれも0.05%のマイナス。
(関連記事)
・事業利益5.3億円 JA全国共済会(18.11.09)
・【人事異動】会長に中西JA徳島中央会会長-JA全国共済会(18.07.20)
・JA加入率94.1%-JA全国共済会(18.06.08)
重要な記事
最新の記事
-
【提言】農業をもう一度基幹産業に(2) 武道家・思想家 内田樹氏【2025新年特集】2025年1月16日
-
鳥インフルエンザ 千葉で国内29例目 殺処分対象約489万羽に2025年1月16日
-
能登半島地震 農林水産被害 3658億円 東日本大震災に次ぐ額2025年1月16日
-
鳥インフル 米ジョージア州など3州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2025年1月16日
-
鳥インフル 英アンガス州など2州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2025年1月16日
-
ドイツ産偶蹄類由来製品等 輸入を一時停止 農水省2025年1月16日
-
ある「老人」のこの春【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第324回2025年1月16日
-
市場価格は「ないと高いがあると安い」【花づくりの現場から 宇田明】第51回2025年1月16日
-
王秋梨、あたご梨を台湾で販促 シャリ感と甘み好評 全農とっとり2025年1月16日
-
米の裏作に秋冬ねぎ 無選別出荷で手間軽く JAくまがや2025年1月16日
-
栃木県産いちご「とちあいか」試食イベント 東京スカイツリータウンで開催 JA全農とちぎ2025年1月16日
-
「冬土用未の日フェア」直営飲食店舗で17日から開催 JA全農2025年1月16日
-
石井食品『地域と旬』シリーズ 三浦と東近江の野菜使ったハンバーグ発売2025年1月16日
-
「いちごフェア」期間限定で3種類のケーキが登場 カフェコムサ2025年1月16日
-
ロングセラー精米機「ミルモア」新モデル発売 サタケ― 精米品質・生産性・操作性を追求した新モデル発売 ―2025年1月16日
-
水稲用殺菌剤「リガ―ド」剤 新規登録 クミアイ化学工業2025年1月16日
-
謎解きしないと食べられない 岡山県産いちご「晴苺」フェア開催 岡山県2025年1月16日
-
東邦ガス 根域制限栽培によるシャインマスカット生産を支援 日本農業2025年1月16日
-
地域活性化農業・観光・教育 新たな発電所づくりへ クラファン開始 生活クラブ2025年1月16日
-
新センター「宗像支部」20日から本格営業開始 グリーンコープ共同体2025年1月16日