【クローズアップ・都市農業】関心高い商品開発 川崎市の農商工連携事業2020年3月27日
川崎市都市農業振興センターは、この事業の利用者を対象に、令和元年にアンケートを行っている。連携で取り組んだのは農産物を活用した商品開発が最も多く、次いで直売やイベント、観光などの共同開催が9割近くを占めた。
農商工連携推進事業を実施してよかったことについて、農業者は「販路の拡大や安定化につながった」「自分だけでは考えつかないアイデアや魅力を知ることができた」「新しい取り組みにチャレンジできた」「マルシェなど、地域に貢献できた」と回答。農業者以外の実施者は「農業への理解が深まった」と答えている。
さらに飲食店との連携では、現在実施していて現状維持という人を除いて、「さらに拡大したい」「興味はあるが提携先が分からない」「興味はあるがネックがあり難しい」と4割以上が前向きの意思を示している。
このほか、農業に関して「地産地消に興味ある店を知りたい」(農業者)、「農産物のエコ包装や消費者にエコ推進活動の協力を促す取り組み」(飲食店)、「果実やのらぼう菜の加工食品開発」(市民団体)など、都市農業者の関心の方向がうかがえる。
(関連記事)
・【クローズアップ・都市農業】商工連携で「産業化」-川崎市
重要な記事
最新の記事
-
【人事異動】JA全農(2025年1月1日付)2024年11月21日
-
【地域を診る】調査なくして政策なし 統計数字の落とし穴 京都橘大学教授 岡田知弘氏2024年11月21日
-
【鈴木宣弘:食料・農業問題 本質と裏側】国家戦略の欠如2024年11月21日
-
加藤一二三さんの詰め将棋連載がギネス世界記録に認定 『家の光』に65年62日掲載2024年11月21日
-
地域の活性化で「酪農危機」突破を 全農酪農経営体験発表会2024年11月21日
-
全農いわて 24年産米仮渡金(JA概算金)、追加支払い2000円 「販売環境好転、生産者に還元」2024年11月21日
-
鳥インフル ポーランドからの家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2024年11月21日
-
鳥インフル カナダからの生きた家きん、家きん肉等の輸入を一時停止 農水省2024年11月21日
-
JAあつぎとJAいちかわが連携協定 都市近郊農協同士 特産物販売や人的交流でタッグ2024年11月21日
-
どぶろくから酒、ビールへ【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第317回2024年11月21日
-
JA三井ストラテジックパートナーズが営業開始 パートナー戦略を加速 JA三井リース2024年11月21日
-
【役員人事】協友アグリ(1月29日付)2024年11月21日
-
畜産から生まれる電気 発電所からリアルタイム配信 パルシステム東京2024年11月21日
-
積寒地でもスニーカーの歩きやすさ 防寒ブーツ「モントレ MB-799」発売 アキレス2024年11月21日
-
滋賀県「女性農業者学びのミニ講座」刈払機の使い方とメンテナンスを伝授 農機具王2024年11月21日
-
オーガニック日本茶を増やす「Ochanowa」有機JAS認証を取得 マイファーム2024年11月21日
-
11月29日「いい肉を当てよう 近江牛ガチャ」初開催 ここ滋賀2024年11月21日
-
「紅まどんな」解禁 愛媛県産かんきつ3品種「紅コレクション」各地でコラボ開始2024年11月21日
-
ベトナム南部における販売協力 トーモク2024年11月21日
-
有機EL発光材料の量産体制構築へ Kyuluxと資本業務提携契約を締結 日本曹達2024年11月21日