【クローズアップ・都市農業】関心高い商品開発 川崎市の農商工連携事業2020年3月27日
川崎市都市農業振興センターは、この事業の利用者を対象に、令和元年にアンケートを行っている。連携で取り組んだのは農産物を活用した商品開発が最も多く、次いで直売やイベント、観光などの共同開催が9割近くを占めた。
農商工連携推進事業を実施してよかったことについて、農業者は「販路の拡大や安定化につながった」「自分だけでは考えつかないアイデアや魅力を知ることができた」「新しい取り組みにチャレンジできた」「マルシェなど、地域に貢献できた」と回答。農業者以外の実施者は「農業への理解が深まった」と答えている。
さらに飲食店との連携では、現在実施していて現状維持という人を除いて、「さらに拡大したい」「興味はあるが提携先が分からない」「興味はあるがネックがあり難しい」と4割以上が前向きの意思を示している。
このほか、農業に関して「地産地消に興味ある店を知りたい」(農業者)、「農産物のエコ包装や消費者にエコ推進活動の協力を促す取り組み」(飲食店)、「果実やのらぼう菜の加工食品開発」(市民団体)など、都市農業者の関心の方向がうかがえる。
(関連記事)
・【クローズアップ・都市農業】商工連携で「産業化」-川崎市
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