集落営農の農業所得36%減-26年調査結果2015年12月3日
個別経営の1経営体あたりの農業所得は10.2%と減少したなどの農業経営統計調査の26年結果が12月1日に公表された。
全国の個別経営の1経営体あたりの農業粗収益は501万円で前年にくらべて0.7%増加した。一方、農業経営費は382万円で同4.7%増加。その結果、農業所得は119万円となり前年より10.2%減少した。
農外所得は146万円で同5.0%の減少。年金等の収入は191万円で2.4%増加した。総所得は456万円で3.5%減少した。
組織法人の水田作経営では農業所得1362万円で18.9%減少した。集落営農の水田作経営では農業所得1269万円で21.3%減少した。任意組織の集落営農では農業所得598万円で同36.4%の減少となった。
(関連記事)
・経営費増加で所得減少 26年野菜作・果樹作等の経営収支 (15.12.03)
・水田作の所得半減 米価格下落の影響大 (15.12.03)
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