TPP反対で国際シンポ開催2016年1月21日
TPP阻止の国際的なつながりを深めようと、市民団体「TPPに反対する人々の運動」では、ニュージーランド、マレーシア、韓国から活動家を招いて、東京・山形・大阪で「つながれアジア!葬れTPP!国際シンポジウム」を開催する。
TPP「大筋合意」を受けて、日本ではすでに条約が成立したかのような政府の姿勢や報道がされるなど、TPPの既成事実化が進行しているが、一方で世界的な貧困の拡大、環境破壊、農や食への不安といった深刻な矛盾が、自由貿易の拡大とともに広がっており、こうした現実を背景にTPPに反対する人々の運動も広がってきている。
今回の国際シンポジウムは、こうした国境を超えた声をつなぎ、TPP阻止の国際的なつながりを深めようと開催される。
【つながれアジア!葬れTPP 1.30国際シンポジウムの概要】
★東京シンポ
○日時:1月30日(土)13:30-17:00
○場所:田町交通ビル(JR山手線田町駅芝浦口徒歩3分)
○主催:「TPPに反対する人々の運動」
○共催:ストップ!TPP山形県民アクション、連帯ユニオン関西地区生コン支部、生活クラブ生協連、パルシステム生協連、パルシステム共済連、パルシステム東京、大地を守る会
○協賛:日本消費者連盟他
○参加費:800円
○問合せ先:080-3080-0650(市村)
muramachitpp@gmail.com
★山形シンポ
○日時:1月31日(日)13:30-17:00
○場所:大手門パルズ(山形市木の実町12-37)
○主催:ストップ!TPP山形県民会議
○連絡先:山形県平和センター
090-2278-9510 高橋朗事務局長
★大阪シンポ
○日時:2月1日(月)18:00-
○場所:学働館・関生(大阪市西区川口2-4-2)
○主催:連帯ユニオン関西生コン支部
連絡先:連帯ユニオン近畿地本 西山書記長
090-8651-6538
【海外ゲスト】
○ニュージーランド:モアナ・マニアポトさん
先住民族マオリの芸術家として国際的に活躍。TPPなどグローバリゼーションに対抗する活動家。
○マレーシア:ファウワズ・アブドゥル・アズィズさん
独立系メディアでジャーナリストして自由貿易協定とマレーシアへの政治、社会経済的影響を中心に報道。現在は第3世界ネットワークで政策・提言活動。
○韓国:チョン・テイン(鄭泰仁)さん
ノ・ムヒョン元大統領の首席秘書官で、韓米FTAに反対して辞任し、韓米FTA阻止汎国民運動本部で運動に尽力。ソウル市の社会的経済の政策・理論面を担当。
【詳しくは以下で】
http://antitpp.at.webry.info/201601/article_2.html
(関連記事)
・【TPP】2月4日に署名式-ニュージーランド政府発表 (16.01.21)
・【TPP】「米」も1100億円減少-鈴木教授が独自試算 (16.01.15)
・TPP「腰を据えて検証」 奥野JA全中会長 (16.01.15)
・「TPPでどうなる食品表示」 院内学習会を開催 (16.01.07)
・TPP 農林水産分野対策の説明会を開催 農水省 (16.01.05)
重要な記事
最新の記事
-
米農家(個人経営体)の「時給」63円 23年、農業経営統計調査(確報)から試算 所得補償の必要性示唆2025年4月2日
-
移植水稲の初期病害虫防除 IPM防除核に環境に優しく(1)【サステナ防除のすすめ2025】2025年4月2日
-
移植水稲の初期病害虫防除 IPM防除核に環境に優しく(2)【サステナ防除のすすめ2025】2025年4月2日
-
変革恐れずチャレンジを JA共済連入会式2025年4月2日
-
「令和の百姓一揆」と「正念場」【小松泰信・地方の眼力】2025年4月2日
-
JAみやざき 中央会、信連、経済連を統合 4月1日2025年4月2日
-
サステナブルな取組を発信「第2回みどり戦略学生チャレンジ」参加登録開始 農水省2025年4月2日
-
JA全農×不二家「ニッポンエール パレッティエ(レモンタルト)」新発売2025年4月2日
-
姿かたちは美しく味はピカイチ 砂地のやわらかさがおいしさの秘密 JAあいち中央2025年4月2日
-
県産コシヒカリとわかめ使った「非常時持出米」 防災備蓄はもちろん、キャンプやピクニックにも JAみえきた2025年4月2日
-
霊峰・早池峰の恵みが熟成 ワイン「五月長根」は神秘の味わい JA全農いわて2025年4月2日
-
JA農業機械大展示会 6月27、28日にツインメッセ静岡で開催 静岡県下農業協同組合と静岡県経済農業協同組合連合会2025年4月2日
-
【役員人事】農林中金全共連アセットマネジメント(4月1日付)2025年4月2日
-
【人事異動】JA全中(4月1日付)2025年4月2日
-
【スマート農業の風】(13)ロボット農機の運用は農業を救えるのか2025年4月2日
-
外食市場調査2月度 市場規模は2939億円 2か月連続で9割台に回復2025年4月2日
-
JAグループによる起業家育成プログラム「GROW&BLOOM」第2期募集開始 あぐラボ2025年4月2日
-
「八百結びの作物」が「マタニティフード認定」取得 壌結合同会社2025年4月2日
-
全国産直食材アワードを発表 消費者の高評価を受けた生産者を選出 「産直アウル」2025年4月2日
-
九州農業ウィーク(ジェイアグリ九州)5月28~30日に開催 RXジャパン2025年4月2日