独立新規就農者への助成等29年度事業を実施-農林中金2017年9月5日
農林中央金庫とJAバンクアグリ・エコサポート基金は9月1日、独立新規就農者に対する助成と新規就農者の研修受入先に対する助成に関する29年度事業を実施することを公表した。
この助成事業はJAグループ自己改革メニューの1つである「農業所得増大・地域活性化応援プログラム」。同応援プログラムでは、平成26年度~30年度を集中改革期間と位置づけ国による「農林水産業・地域の活力創造プラン」と連動するかたちで1000億円規模の事業を構築することにしている。
具体的には将来の中核的な担い手として期待される独立新規就農者に対して就農直後における経営の安定化を支援する目的で農業費用を助成する。 また、新規就農者の研修受入先に対する助成事業については、より多様な新規就農者を育成することを目的に27年度から助成対象を拡大した。
助成金額は研修生受け入れ先には1人あたり月額最大3万円、研修生1人あたりには月額最大1万円。
研修受入先は農家、農業法人、生産者組織などで▽恒常的かつ1年以上にわたって実施される実践的な研修であること、▽研修生が①18歳以上65歳未満であり、かつ②独立就農もしくは親元就農後5年以内に経営承継が見込まれることが助成要件となっている。
事前申請期間は平成29年9月1日から平成30年2月28日まで。助成申請期間(本申請)は平成30年5月1日から6月30日まで。詳しくはJA、担い手サポートセンター、JAバンクアグリ・エコサポート基金へ。
(関連記事)
・ 農業するなら山口県で 第2回やまぐち就農ゆめツアー開催(17.08.04)
・第2回 親元就農でブランドと地域農業を引き継ぐ(17.03.21)
・第1回 法人経営に新たな活力-雇用就農で地域も元気に(17.01.20)
・女性農業者に就農相談 体験予約サイト「TABICA」(16.09.23)
・新規就農者6万5030人-27年調査(16.09.05)
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(119) -改正食料・農業・農村基本法(5)-2024年11月23日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践 (36) 【防除学習帖】第275回2024年11月23日
-
農薬の正しい使い方(9)【今さら聞けない営農情報】第275回2024年11月23日
-
コメ作りを担うイタリア女性【イタリア通信】2024年11月23日
-
新しい内閣に期待する【原田 康・目明き千人】2024年11月23日
-
基本法施行後初の予算増確保へ JAグループ基本農政確立全国大会に4000人 生産者から切実な訴え2024年11月22日
-
「適正な価格形成」国関与で実効的に JA群馬中央会・林会長の意見表明 基本農政確立全国大会2024年11月22日
-
JAグループ重点要望実現に全力 森山自民党幹事長が表明 基本農政確立全国大会2024年11月22日
-
農林水産省 エン・ジャパンで「総合職」の公募開始2024年11月22日
-
鳥インフル 米モンタナ州、ワシントン州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2024年11月22日
-
鳥インフル オランダからの生きた家きん等 輸入を一時停止 農水省2024年11月22日
-
11月29日「ノウフクの日」に制定 全国でイベント開催 農水省2024年11月22日
-
(411)「豚ホテル」の異なるベクトル【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2024年11月22日
-
名産品のキャベツを身近に「キャベツ狩り選手権」開催 JA遠州中央2024年11月22日
-
無人で水田抑草「アイガモロボ」NEWGREENと資本業務提携 JA三井リース2024年11月22日
-
みのるダイニング名古屋店開業2周年「松阪牛ステーキ定食」特別価格で提供 JA全農2024年11月22日
-
【スマート農業の風】農業アプリと地図データと筆ポリゴン・eMAFF農地ナビ2024年11月22日
-
自動運転とコスト【消費者の目・花ちゃん】2024年11月22日
-
イチゴ優良苗の大量培養技術 埼玉農業大賞「革新的農業技術部門」で大賞受賞 第一実業2024年11月22日
-
「AGRIST Aiサミット 2024」産官学金オープンイノベーションで開催2024年11月22日