広がる食育の環~子供食堂をめぐるセミナー開催2018年1月10日
農林水産省は2月17日(土)午後1時30分から、東京・江東区の東雲合同庁舎5階会議室において「地域から広がる食育の環~子供食堂の事例を通して考える~」と題したセミナーを開催する。
家族がともに食事を取りながらコミュニケーションを図るという、いわゆる「共食」はまさに食育の原点であり、それは食の楽しさを実感するだけではなく、食や生活に関する基礎を習得する機会ともなる。しかし近年、世帯構造や社会環境の変化により、家族との共食が難しい人も増えている。
このような中でいま、地域の力による子供食堂が新しい意味での「共食の場」として全国各地に広がっている。子供食堂の中には、例えば食に関する知識やマナーを伝えたり、料理や農作業の体験などが行われる事例もみられる。そして現在、こうした取り組みによって、高齢者など幅広い世代を巻き込んだ形の食育の環が広がりつつある。セミナーは、こうした食育の取り組みを効果的に推進するための正確な根拠(エビデンス)にもとづく情報発信の場となるもので、関係有識者6名のパネリストによる討論が中心となる。
○参加申込: セミナー「地域から広がる食育の環」(みずほ情報総研のホームページ)から。
○定員:先着300名
○問い合わせ先:みずほ情報総研社会政策コンサルティング部
○電話:0120-825-571
【パネリストおよびコーディネーター】
▽村山信子・新潟県立大学人間生活学部健康栄養学科教授
▽瀧本秀美・国立健康・栄養研究所栄養疫学・食育研究部長
▽釜地雄高・こども食堂ネットワーク事務局長
▽合瀬宏毅・NHK解説委員室解説副委員長
▽栗林知絵子・NPO法人豊島子どもWAKUWAKUネットワーク理事長
▽大林由加里・農水省大臣官房参事官(消費・安全局)
▽町永俊雄・福祉ジャーナリスト(コーディネーター)
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