静岡でサポート付き農園 (株)アグリメディア2018年12月6日
(株)アグリメディアは、静岡県の上場企業と組み、静岡県にサポート付き市民農園を開園する。同社は、首都圏や関東で、企業の農業参入コンサル事業を行っており、あらたに地方での展開を目指す。
地方での第1号となるサポート付き市民農園は、静岡市清水区内の約1000平方mの農地に開園。畑を80区画に分け、区画ごとに使用者が契約して野菜づくりを行う。月額5800円(入会金1万円)で、野菜づくりに必要なさまざまなサポートがある。
相方の上場企業TOKAIホールディングスは、農作業に必要な農具や季節に応じた種子や苗を用意し、水道や休憩所などを畑に設けた「みんなのはたけ」を運営・管理する。
(株)アグリメディアはこのようなサポート付き市民農園「シェア畑」を2012年から展開しており、現在は首都圏を中心に約80か所まで拡大している。同社は「農地の有効活用・地域活性化に貢献したい」としている。なお、都市農地に関しては、2018年に都市農地貸借法が施行され、農地の所有者が企業に貸しやすくなっており、これが追い風にもなっている。
(関連記事)
・飲食業界の人材事業に参入 アグリメディア(18.10.04)
・貸し農園「シェア畑」 日本農業検定を導入(15.01.19)
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