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本年産一番茶の荒茶生産量10%減少 農林水産省2019年8月21日

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 農林水産省は8月20日、「令和元年産一番茶の摘採面積、生葉収穫量及び荒茶生産量(主産県)」を公表した。

 調査結果の概要は次のとおり。
 主産県(埼玉・静岡・三重・京都・鹿児島)の摘採面積は、2万7100haで、前年産に比べ700ha(3%)減少した。
 主産県の10 a当たり生葉収量は432kgで、天候に恵まれ作柄が良好であった前年産に比べ8%下回った。
 主産県の生葉収穫量は11万7100t、荒茶生産量は2万3500tで、前年産に比べそれぞれ1万4100t(11%)、2700t(10%)減少した。
 摘採面積が大きかったのは静岡県の1万4400ha(対前年比95%)、次いで鹿児島県7960ha(同100%)。10a当たり生葉収量は、鹿児島県550kg(同95%)、三重県477kg(同91%)。生葉収穫量は静岡県が5万2400t(同85%)、鹿児島県4万3800t(同94%)となっておりこの2県で82.2%を占めている。
 また、荒茶生産量では、静岡県が1万1000t(同87%)、鹿児島県8270t(同94%)とこの2県で82%を占めている。
 この資料は、農林水産省ホームページ「統計情報」で公開されている。

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