一番茶の荒茶生産量12%増2018年8月24日
農水省は、平成30年産一番茶の摘採面積・生葉収穫量・荒茶生産量調査(主産県)をまとめた。
これによると、主産県(埼玉・静岡・三重・京都・鹿児島の5府県)の摘採面積は2万7800haで、前年産より400ha(1%)減少した。
生葉生産収量は、10aあたり472kgで、前年産を14%上回っている。これは、おおむね天候に恵まれ、生育が順調に推移したため。
生葉収穫量は13万1200t、荒茶生産量は2万6200tで、前年産に比べてそれぞれ1万4400t(12%)、2800t(12%)増加した。
摘採面積が大きかったのは静岡県の1万5100ha(前年対比97%)次いで鹿児島県7990ha(同101%)。10a当たり生葉収量は、鹿児島県582kg(同112%)、三重県524kg(同111%)。生葉収穫量は静岡県が6万1400t(同115%)、鹿児島県4万6500t(同113%)となっておりこの2県で全体の82%を占めている。
また、荒茶生産量では、静岡県が1万2700t(同115%)、鹿児島県8770t(同111%)とこの2県で82%を占めている。
(関連記事)
・収入保険事業を創設(17.03.01)
・平成27年産 一番茶の生葉収穫量(主産県) 2%減少 農水省(15.09.01)
・花粉症に効くお茶「べにふうき」をふるまう(18.02.21)
・収量に優れる緑茶新品種「せいめい」 農研機構(17.05.24)
・[5]能登のまな茶(14.04.22)
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