ジビエ利用拡大でフォーラム 農水省2019年9月26日
農林水産省は、10月21日に同省講堂において、「ジビエ利用拡大フォーラム」および「ジビエペットフードシンポジウム」を開催する。
有害鳥獣の捕獲頭数が増加し、そのほとんどが埋設や焼却により処理されている。
農水省は、農村地域の所得向上や地域の活性化につなげるためにもジビエ利用拡大に向けたさまざまな取り組みを推進している。
この取り組みの一環として、同省は、先導的モデルとなるジビエ利用モデル地区を全国で整備するとともに、食用だけでなく、ペットフードへの利用も推進している。
今回は、ジビエ利用モデル地区における優良な取り組みや、ジビエのペットフード利用に取り組む処理加工施設およびペットフード事業者の取り組みを、ジビエ利用に関わる行政や処理加工施設、ペットフード業界の関係者などに広く紹介し、ジビエ利用の拡大につなげることを目的にとしてフォーラムおよびシンポジウムを開催する。
その概要は次のとおり。
【ジビエ利用拡大フォーラム】
▽日時 10月21日(月)13時?15時15分
▽会場 農林水産省本館7階 講堂
▽所在地 東京都千代田区霞が関1?2?1
▽内容
◎ジビエ利用モデル地区の取り組み事例の説明および意見交換
○捕獲鳥獣の有効利用のためのジビエ協力隊について(長野県長野市)
○シカ・イノシシ丸ごと1頭活用ネットワークの構築(兵庫県県内広域)
○外食事業者が求めるロットの確保のための統一規格の運用(兵庫県西濃ブランチ)
○研修により解体処理技術などを新規施設に移転(鳥取県東部地区)
○高級部位以外をおいしく加工(和歌山県古座川町)
○学校給食やペットフードなど幅広い需要開拓を推進
◎ジビエ利用拡大の向けた対応方向
【ジビエペットフードシンポジウム】
▽日時 10月21日(月)15時30分?17時30分
▽会場・所在地 同上
◆内容
▽情報提供
○ジビエペットフードをめぐる情勢について(農水省農村振興局農村政策部鳥獣対策・農村環境課)
○ペットフードの安全性確保のために(農水省消費・安全局畜水産安全管理課)
▽処理加工施設の取り組み発表
○特定非営利活動法人cambio(カンビオ)理事長 後藤高広氏
○TAG-KNIGHT(タグナイト)代表 田口幸子氏
▽ペットフード事業者の取り組み発表
○(株)ファイン・ツー取締役 篠田康治氏
○(一社)ジビエペットフード協会 代表理事 髙橋潔氏
◆参加申込
▽申し込み方法
下記の農林水産省のホームページから「参加申込書」を入手し、必要事項を記入の上、電子メールまたはFAXで申し込む。
○申し込み先 農水省農村政策部鳥獣対策・農村環境課
○FAX番号03-3502-7587
▽申し込み締切
10月11日(金)18時
参加申込者が募集定員(300名程度)に達した場合は途中で締め切る。
▽申し込みに関する問合せ先電話番号
・03?6744?2196
・03?6744?7176
(関連記事)
・第6回日本ジビエサミットin東京 開催(2019.09.25)
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