売上高は138億ドル 全部門・地域で増加―ダウ・ケミカル2017年8月2日
ザ・ダウ・ケミカル・カンパニーの2017年第2四半期の売上高は、全部門及び地域で増加し、M&Aの影響を除くと8%増の138億ドルとなった。
ダウの第2四半期売上高は、前年同期比16%増の138億ドルだった。ダウコーニングのシリコーン事業統合の影響を除くと、8%増となった。
パフォーマンス・マテリアルズ及び化学品事業部門(13%増)、パフォーマンス・プラスチック事業部門(8%増)、コンシューマー・ソリューションズ事業部門(8%増)を中心とした全営業部門、ならびに欧州・中東・アフリカ・インド(EMEAI、12%増)、アジア太平洋(8%増)、北米(7%増)を中心とした全地域で増加した。
販売数量は、全営業部門及び地域で幅広く増加し、買収の影響を除くと3%増となった。自動車、インフラ、コンシューマー・ケア、エレクトロニクス、農業など、消費者主導の最終市場に対応する事業が、牽引役となった。
営業EBITDA(金利・税金・償却前利益)は、パフォーマンス・プラスチック事業部門を除く全部門で増加し、12%増の28億ドルとなった。
価格の上昇と需要拡大、新製品の発売、コスト管理と生産性向上の取り組み、ダウコーニングのシリコーン事業の寄与などが、原料コスト上昇、サダラ及び米国メキシコ湾岸地域における試運転と始動コスト、定期保守費用を上回ったものだ。
同社アンドリュー・リバリス会長兼CEOは「ダウは、素材科学に関する専門知識が重視される中核的な最終市場、にターゲットを絞った戦略を展開し、低コスト統合の強みと世界をリードする革新力を戦略の主な柱としてきたが、その効果が証明された」ものだとコメントしている。
(関連記事)
・ ダウ・ケミカル日本グループ、商号・組織変更(17.07.26)
・ トウモロコシ・ハイブリッド種子事業を売却 ダウ・ケミカル(17.07.18)
・ 統合計画最新情報を発表 ダウ・デュポン(17.07.05)
・ ダウ・デュポン対等経営統合計画、米国司法省が承認(17.06.23)
・ 増収増益で売上高は132億ドル ダウ・ケミカル(17.05.15)
重要な記事
最新の記事
-
【'25新組合長に聞く】JAようてい(北海道) 金子辰四郎組合長(4/11就任) 「国民の胃袋」支える誇り胸に2025年4月28日
-
経営支え夢を応援 地域農業の発展、金融の力で 先進事例にみるJA・信連の取り組み(上)2025年4月28日
-
全農 備蓄米 4月に5万5000t出荷2025年4月28日
-
経営支え夢を応援 地域農業の発展、金融の力で 先進事例にみるJA・信連の取り組み(下)2025年4月28日
-
【JA人事】石塚克己(茨城県)石塚克己組合長を再任(4月26日)2025年4月28日
-
令和7年度「3-R畜産たい肥散布体験会」を開催 JA全農ひろしま2025年4月28日
-
【注意報】ムギ類に赤かび病 県内全域で多発のおそれ 愛知県2025年4月28日
-
二重米価制で農政を刷新せよ【森島 賢・正義派の農政論】2025年4月28日
-
ジャガイモ・馬鈴薯・ニドイモ・ナツイモ【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第337回2025年4月28日
-
【農業協同組合研究会】5月31日に研究大会 新基本計画と今後の農政テーマに2025年4月28日
-
里山再生ビオトープ「クミカ レフュジア菊川」創設 クミアイ化学工業2025年4月28日
-
JA大阪南管内ブドウ圃場で農業資材「スキーポン」試験開始 アクプランタ2025年4月28日
-
「世界ミックスダブルスカーリング選手権」日本代表チームの食事をサポート JA全農2025年4月28日
-
「JA全農杯全国小学生選抜サッカー決勝大会」全国から出場計16チームが決定2025年4月28日
-
JAタウン イメージキャラクター「じぇー太」のクリアファイル新発売2025年4月28日
-
全農杯全日本卓球選手権大会栃木県予選会 副賞のとちぎ和牛など「ニッポンの食」で子どもたちを応援 JA全農とちぎ2025年4月28日
-
和紙の製造技術を応用した農業用マルチシート「和紙マルチ」販売開始 日本製紙パピリア2025年4月28日
-
国産ジビエ認証施設に宮城県「大崎市ジビエ食肉処理加工等施設」認証 農水省2025年4月28日
-
お茶を楽しむ「チャチャっとお茶生活キャンペーン」開始 農水省2025年4月28日
-
大規模植物工場でわさびの栽培技術開発を開始 海外市場向け生産体制構築へ NEXTAGE2025年4月28日