大賞に遠藤さん(青森) 「第26回ヤンマー学生懸賞論文・作文」入選結果 2016年2月1日
ヤンマー(株)は1月29日、「第26回ヤンマー学生懸賞論文・作文」の入選結果を発表した。論文部門は大賞1名、特別優秀賞2名、作文部門は金賞1名、銀賞2名が受賞した。
ヤンマー(株)(本社:大阪市、山岡健人社長)は日本農業が転換期を迎えていた1990年、厳しい中でも21世紀への夢と希望を持ち、先駆的な挑戦を試みる元気な農家や集団が全国各地に誕生しつつあることに気づき、「いま日本の農業がおもしろい~その変化と対応~」を同社のスローガンとして、未来の農業にエールを送ってきた。
その一方で、次代を担う若者たちに農業と農村の未来について、大いに議論してもらおうと始めたのが「学生懸賞論文・作文募集事業」だ。今回は「新しい農をクリエイトする」をテーマに募集したところ、懸賞論文に72編、作文に790編の応募があった。
論文部門で大賞を受賞したのは、遠藤響子さん(青森県営農大学校畜産課程2年)の「日本酪農開拓史~希望に満ちた経営実現のために~」。
同部門特別優秀賞は、青井憲一郎さん(明治大学農学部食料環境政策学科3年)の「ワインで地域活性~ワインが変える遊休農地~」と、藤田このむさん(神戸大学農学部資源生命科2年)の「『食』成す道は農に問え」。
大賞受賞者には、賞金100万円と賞状・記念品が、特別優秀賞受賞者には賞金30万円と賞状・記念品が贈られた。
作文部門金賞には、石井成美さん(群馬県立農林大学校農林部農林業ビジネス学科1年)の「地域農業の魅力を未来へ」が選ばれた。
同部門銀賞は、市山泰大さん(鹿児島県立農業大学校畜産学部肉用牛科1年)の「『尊尊我無』の島与論に生きる」と小野幸星さん(大分短期大学園芸科1年)の「家族のために美味しいスイカを」。
金賞受賞者には賞金30万円と賞状・記念品、銀賞受賞者には賞金10万円と賞状・記念品が贈られた。
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