首都の街角にトラクタを展示 ヤンマー2015年11月9日
ヤンマー(株)は、11月5日~8日の4日間、東京・新宿の高島屋前特設会場に、大型コンセプトトラクターYT490を展示した。
ヤンマーの大型トラクターYTシリーズは、新しい農業を象徴するコンセプトトラクターとして2013年に発表された。以来、優れたデザインと最先端のテクノロジーで高い評価を得ている。快適性、操作性、効率性を究め、乗ることを誇れる新時代のトラクターだ。
YTシリーズのデザインを担当したのは、世界的工業デザイナーの奥山清行氏。業界にはこれまで、「コンセプトトラクター」という概念は無かったという。この言葉には、次のような意味合いがある。
一つは今後100年間ヤンマーが目指していく商品のあり方、考え方、フィロソフィー、そのダイナミズムを商品を通じてユーザーに届けること。二つは農業最前線の生産者、未来の潜在的ユーザーにメッセージを届けること。
今回のトラクター展示は、新宿高島屋が催す人気の物産展「第19回大北海道展」に協賛し行なったもの。都会の生活者に北海道の農業を感じてもらう一環として、普段接する機会の少ない大型トラクターを展示し、試乗撮影会などを行った。
都会の街角に展示された大型トラクターは、威容な機体が都会の風景の中に、自然に溶け込んでいるようだった。
(写真)展示されたヤンマーYTトラクター
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