トラクタT.Japanなど新商品を発表 井関農機2018年6月14日
井関農機(株)は6月13日、茨城県つくばみらい市の同社「夢ある農業総合研究所」で、2018年度下期新商品として最新農機11品目22型式を発表した。
(写真)「T.Japan」の前に立つ木下社長(左)と縄田営業本部長
木下榮一郎社長は発表会で「農地の大規模化、畑作・野菜作への転換など日本農業の構造変化に対応していくために、当社のフラッグシップ機であるJapanシリーズに新機種としてトラクタ、コンバインを、また低価格ニーズに応え、シンプルモデル第二弾を発表する」と挨拶した。
今回発表されたヰセキトラクタT.Japanは、担い手農家向けの大型トラクタだ。「TJV」4型式と「TJW」2型式が発表された。コンバイン「ジャパン」は、自脱型最高峰、フラッグシップコンバインを標榜するHJシリーズの4型式。
また、複数台所有する担い手農家の低価格ニーズに応え、シンプルディーゼル仕様の7条植・8条植の田植機や、低価格の4条・5条コンバインも新発売された。拡大する野菜作市場に向けては、キャベツ・たまねぎに対応した全自動野菜移植機や、たまねぎ収穫機も新登場した。
閉会の挨拶で縄田幸夫営業本部長は「フラッグシップ農機のオールジャパンで日本農業を支えていく。新商品発表会で担い手農家向け15型式を一度に発表したのは初めてのことになる。また多様化するニーズに対応し、低価格シンプル農機を発表した」と述べた。
(関連記事)
・5万人が堪能 第16回ふるさとの食にっぽんの食フェス(18.03.12)
・低コストなマニュアルトラクターを導入 ヤンマーが「YT3シリーズ」に(18.03.30)
・全自動野菜移植機「ナウエルエース」に新型式(18.01.19)
・ヰセキ全国表彰大会に1000人 井関農機(18.01.17)
・管理作業に最適トラクタRTSハイクリ仕様発売 ヰセキ(18.01.10)
重要な記事
最新の記事
-
米農家(個人経営体)の「時給」63円 23年、農業経営統計調査(確報)から試算 所得補償の必要性示唆2025年4月2日
-
移植水稲の初期病害虫防除 IPM防除核に環境に優しく(1)【サステナ防除のすすめ2025】2025年4月2日
-
移植水稲の初期病害虫防除 IPM防除核に環境に優しく(2)【サステナ防除のすすめ2025】2025年4月2日
-
変革恐れずチャレンジを JA共済連入会式2025年4月2日
-
「令和の百姓一揆」と「正念場」【小松泰信・地方の眼力】2025年4月2日
-
JAみやざき 中央会、信連、経済連を統合 4月1日2025年4月2日
-
サステナブルな取組を発信「第2回みどり戦略学生チャレンジ」参加登録開始 農水省2025年4月2日
-
JA全農×不二家「ニッポンエール パレッティエ(レモンタルト)」新発売2025年4月2日
-
姿かたちは美しく味はピカイチ 砂地のやわらかさがおいしさの秘密 JAあいち中央2025年4月2日
-
県産コシヒカリとわかめ使った「非常時持出米」 防災備蓄はもちろん、キャンプやピクニックにも JAみえきた2025年4月2日
-
霊峰・早池峰の恵みが熟成 ワイン「五月長根」は神秘の味わい JA全農いわて2025年4月2日
-
JA農業機械大展示会 6月27、28日にツインメッセ静岡で開催 静岡県下農業協同組合と静岡県経済農業協同組合連合会2025年4月2日
-
【役員人事】農林中金全共連アセットマネジメント(4月1日付)2025年4月2日
-
【人事異動】JA全中(4月1日付)2025年4月2日
-
【スマート農業の風】(13)ロボット農機の運用は農業を救えるのか2025年4月2日
-
外食市場調査2月度 市場規模は2939億円 2か月連続で9割台に回復2025年4月2日
-
JAグループによる起業家育成プログラム「GROW&BLOOM」第2期募集開始 あぐラボ2025年4月2日
-
「八百結びの作物」が「マタニティフード認定」取得 壌結合同会社2025年4月2日
-
全国産直食材アワードを発表 消費者の高評価を受けた生産者を選出 「産直アウル」2025年4月2日
-
九州農業ウィーク(ジェイアグリ九州)5月28~30日に開催 RXジャパン2025年4月2日