トルコギキョウ 高級感あふれる人気2シリーズに追加色 サカタのタネ2015年10月30日
サカタのタネは12月1日から、トルコギキョウ2015秋の新品種として「アンバーダブル(2型)ミント」と「ボヤージュ(1型)ローズピンク」の種子とプラントップ苗の受注を始める。
「アンバーダブル」シリーズは花弁が琥珀を思わせる深い色合いで、独特の光沢と質感に高級感があるため人気がある。花弁が硬く丈夫で市場性が高く花もちの良さが特徴。
そのシリーズに新しく追加された「アンバーダブル(2型)ミント」は、変形雌ずい(受粉しにくい構造の遺伝子をもつ独特な花弁の質感と花もちがよい)タイプ八重咲きで、黄色みがからないグリーンが市場で高い評価を得ている。
従来の極早世品種「アンバーダブル ミント」は各産地のリレー出荷でも2~7月ぐらいまでしか流通しないため季節限定の印象があった。今回の新品種は中生品種で出荷期間が長いため、従来の「アンダーダブルミント」とあわせ、年間を通じた供給が可能になった。
「ボヤージュ」シリーズは、豪華な花弁が特徴の大輪フリンジ八重咲き品種で花径は10~11センチ。茎や花首が硬いためアレンジメントなど幅広い用途で使いやすい。
新品種「ボヤージュ(1型)ローズピンク」は、「アレンジメントを作るときに、色の濃淡やアクセントをつけるのに必要」という小売店の声を受け発売に至った。深みのあるピンク色で縁取りが濃いため高級感がある。
「アンバーダブル(2型)ミント」の希望小売価格は、ペレットシート3000粒入りで3万2400円(税込)、プラントップ苗は406穴、保証本数320本で9871円(税込)。
「ボヤージュ(1型)ローズピンク」の希望小売価格は、プライマックス種子3000粒入りで1万3608円(税込)、プラントップ苗は406穴、保証本数350本で8694円(税込)。
どちらも全国の種苗店、JAルートを通じて販売される。
(写真)「アンバーダブル(2型)ミント」と「ボヤージュ(1型)ローズピンク」
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