福島県の高校生×ルピシア オリジナルフレーバードティー開発 「福恋黄色いハートかぼちゃ」2016年2月29日
福島県は福島県立小高商業高校商業研究部とともに、茶専門店ルピシア協力のもと、オリジナルフレーバードティー第3弾「福恋黄色いハートかぼちゃ」を開発し、2月27日に完成発表会を同高校で開いた。
福島県が行う、未来に向けて歩みを進める福島の姿を伝えることを目的とした復興プロジェクト「ふくしま 新発売。」の一環として開発した。
(株)ルピシアとの共同開発は今回で3回目。使った「黄色いハートかぼちゃ」は九重栗という品種のかぼちゃで、甘みがあり、ポクポクとした食感が特徴。相双地区の特産品で、切り口がハート型になる。小高商業高校商業研究部の部員はこのかぼちゃのPRに取り組んでおり、同社はこれを応援するために黄色いハートかぼちゃをフレーバードティに採用した。 開発にかかわった部員は「商品開発や販売に取り組んできた経験を今後にも生かしていきたい」と感想を述べた。
かぼちゃ生産者の半谷真知子さんは「味に問題ない規格外品を、無駄なくフリーズドライにした紅茶の商品を開発してもらえ、うれしい」と話した。
600缶製作されたオリジナルフレーバードティー「福恋黄色いハートかぼちゃ」は、250缶を同校のPR活動として利用する予定。また全国紙などで応募した一般の人に200缶をプレゼント。その他はJAや生産者、県庁がPRする際に活用するとしている。
(写真)オリジナルフレーバードティー「福恋黄色いハートかぼちゃ」、高校生にとって貴重な体験となった商品開発の完成発表会
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