「おしゃれ」な野菜 ロメインレタスの魅力(下) タキイ種苗2016年8月26日
タキイ種苗(株)が25日に東京都内で行ったロメインレタス「ロマリア」のセミナーでその魅力について紹介された。現在新規産地化に取り組むJAや生産者が増えているという。
◆厚みがありザクザクしておいしい
セミナーではキユーピー(株)フードサービス本部の若松美幸氏がロメインレタスの認知の広がりなどについて説明。同社ではロメインレタスをTVCMなどで起用しており、それによりクックパッドなどの検索件数も大幅に上昇していると話した。
(写真)ドレッシングと和えて2時間後のレタス(左)とロメインレタス(右)
(グラフ)加熱後の高さの違い
ロメインレタスを使用する魅力として「ボリューム感」があることを取り上げ、ドレッシングと和えても、加熱しても目減りが少ないことを協調した。また葉に凹凸があるため、グリーンリーフと比べるとソースが絡みやすいとも。
(写真)ソースと絡めたグリーンリーフ(左)とロメインレタス(右)
※写真はいずれもキユーピー(株)調べ
◆進む新規産地化
ロメインレタスは長野県八ヶ岳や岩手県奥中山など各産地で導入が進んでいる他、北海道のJAとうや湖や和歌山県のJAわかやまで新規産地育成に取り組まれている。石田氏は「特に新しい野菜に取り組んでいこうという意欲的な生産者が取り入れることが多い」と話す。
業務加工では、(株)サラダクラブのパッケージサラダのシーザーサラダで一部活用されたり、ロイヤルホストの期間限定のサラダに採用されたりしている。
タキイ種苗は「ロマリア」を通じて、高齢化で収穫後が重たく作業が大変なハクサイ栽培の生産者に対して、同じ葉物で軽いロメインレタスで収穫作業の軽減につなげることができる。また大規模産地などの連作で土壌病害が広がっており、ハクサイやキャベツなどの「アブラナ科」が栽培しにくい産地でもキク科のロメインレタスが喜ばれるのでは、と提案している。
(写真)(株)サラダクラブのシーザーサラダ
・「おしゃれ」な野菜 ロメインレタスの魅力 (上) (下)
(関連記事)
・子どもはトマトが好き タキイ種苗 (16.08.26)
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(136)-改正食料・農業・農村基本法(22)-2025年4月5日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(53)【防除学習帖】第292回2025年4月5日
-
農薬の正しい使い方(26)【今さら聞けない営農情報】第292回2025年4月5日
-
【人事異動】農水省(4月7日付)2025年4月4日
-
イミダクロプリド 使用方法守ればミツバチに影響なし 農水省2025年4月4日
-
農産物輸出額2月 前年比20%増 米は28%増2025年4月4日
-
(429)古米と新米【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年4月4日
-
米国の関税措置 見直し粘り強く要求 江藤農相2025年4月4日
-
「@スポ天ジュニアベースボールカップ2025」に協賛 優勝チームに「令和7年産新米」80Kg贈呈 JA全農とやま2025年4月4日
-
JAぎふ清流支店がオープン 則武支店と島支店を統合して営業開始 JA全農岐阜2025年4月4日
-
素材にこだわった新商品4品を新発売 JA熊本果実連2025年4月4日
-
JA共済アプリ「かぞく共有」機能導入に伴い「JA共済ID規約」を改定 JA共済連2025年4月4日
-
真っ白で粘り強く 海外でも人気の「十勝川西長いも」 JA帯広かわにし2025年4月4日
-
3年連続「特A」に輝く 伊賀産コシヒカリをパックご飯に JAいがふるさと2025年4月4日
-
自慢の柑橘 なつみ、ひめのつき、ブラッドオレンジを100%ジュースに JAえひめ南2025年4月4日
-
【役員人事】協同住宅ローン(4月1日付)2025年4月4日
-
大企業と新規事業で社会課題を解決する共創プラットフォーム「AGRIST LABs」創設2025年4月4日
-
【人事異動】兼松(5月12日付)2025年4月4日
-
鈴茂器工「エフピコフェア2025」出展2025年4月4日
-
全国労働金庫協会(ろうきん)イメージモデルに森川葵さんを起用2025年4月4日