血糖値上昇抑制 食べる30分前に野菜ジュース2016年9月7日
カゴメ(株)はこのほど、食前に野菜ジュースを飲むと、食後の血糖値の上昇抑制効果が、食前に野菜を食べるときと同等であることを、ヒト試験で明らかにした。また野菜ジュースは食事の30分前に摂取した場合が一番効果が高いこともわかった。
これまで、野菜には血糖値の上昇を抑える食物繊維などの成分が含まれ、食前の野菜摂取などで食後の血糖値上昇が穏やかになることがわかっていた。そこで同社は、野菜サラダや野菜ジュースを食前に摂取した場合の違いや効果的なタイミングをまとめた。
25歳から50歳未満の成人男女24人に対し、「白米摂取10分前、20分前に野菜サラダ」「同時間帯に野菜ジュース」「白米摂取30分前に水(コントロール)」を摂取させ、食後の血糖値の違いを調べた。
結果、白米摂取前に野菜サラダや野菜ジュースを摂取すると食後の血糖値の上昇が抑えられることがわかった(図)。また10分前より30分前の野菜ジュースの摂取が最も効果が高いことが分かった。
サラダとジュースを摂取した際の食後血糖値推移が違うのは、それぞれの食品による血糖値上昇抑制のメカニズムの違いによるものでは、と同社は分析している。
(関連記事)
・朝はトマトジュースを ヒト試験で明らかに (16.08.30)
重要な記事
最新の記事
-
【人事異動】JA全農(2025年1月1日付)2024年11月21日
-
【地域を診る】調査なくして政策なし 統計数字の落とし穴 京都橘大学教授 岡田知弘氏2024年11月21日
-
【鈴木宣弘:食料・農業問題 本質と裏側】国家戦略の欠如2024年11月21日
-
加藤一二三さんの詰め将棋連載がギネス世界記録に認定 『家の光』に65年62日掲載2024年11月21日
-
地域の活性化で「酪農危機」突破を 全農酪農経営体験発表会2024年11月21日
-
全農いわて 24年産米仮渡金(JA概算金)、追加支払い2000円 「販売環境好転、生産者に還元」2024年11月21日
-
鳥インフル ポーランドからの家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2024年11月21日
-
鳥インフル カナダからの生きた家きん、家きん肉等の輸入を一時停止 農水省2024年11月21日
-
JAあつぎとJAいちかわが連携協定 都市近郊農協同士 特産物販売や人的交流でタッグ2024年11月21日
-
どぶろくから酒、ビールへ【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第317回2024年11月21日
-
JA三井ストラテジックパートナーズが営業開始 パートナー戦略を加速 JA三井リース2024年11月21日
-
【役員人事】協友アグリ(1月29日付)2024年11月21日
-
畜産から生まれる電気 発電所からリアルタイム配信 パルシステム東京2024年11月21日
-
積寒地でもスニーカーの歩きやすさ 防寒ブーツ「モントレ MB-799」発売 アキレス2024年11月21日
-
滋賀県「女性農業者学びのミニ講座」刈払機の使い方とメンテナンスを伝授 農機具王2024年11月21日
-
オーガニック日本茶を増やす「Ochanowa」有機JAS認証を取得 マイファーム2024年11月21日
-
11月29日「いい肉を当てよう 近江牛ガチャ」初開催 ここ滋賀2024年11月21日
-
「紅まどんな」解禁 愛媛県産かんきつ3品種「紅コレクション」各地でコラボ開始2024年11月21日
-
ベトナム南部における販売協力 トーモク2024年11月21日
-
有機EL発光材料の量産体制構築へ Kyuluxと資本業務提携契約を締結 日本曹達2024年11月21日