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世界初挿し接ぎ式ロボットを販売 サカタのタネ2019年2月1日

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 (株)サカタのタネは、ウリ科野菜の接ぎ木”挿し接ぎ”ができるロボット「UPS-T2000」を2月から発売すると発表した。

 「UPS-T2000」は、根を切断した台木と穂木のセットを手動で行い、その後の台木の芽かき・挿し穴形成、穂木のカット・挿し接ぎを自動で行う。半自動のため、省スペース、ひとりでの作業も可能、比較的価格を抑えられるというメリットがある。ウリ科野菜の挿し接ぎロボットは世界初で、特許協力条約に基づく国際出願をしている。
 従来の接ぎ木ロボットは主に、台木の胚軸を片側の子葉とともに斜めに切断する方式だが、同機は子葉を切断しない"挿し接ぎ"(プロペラ接ぎ)ができる。熟練を要する作業が効率よく可能になるため、生産性の向上にもつながる。同社の実験でも、手接ぎとロボット接ぎの差が出なかった。
 同機の希望小売価格は748万円(税抜)。全国の特約店などを通じて販売される。問い合わせはサカタのタネへ。

 

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