食の志向 「簡便化志向」が「経済性志向」を初めて上回る 日本公庫2020年3月12日
日本政策金融公庫農林水産事業は3月10日、「令和2年1月消費者動向調査」の結果を発表した。
現在の食の志向は、昨年度の調査に引き続き、「健康志向」「簡便化志向」「経済性志向」が3大志向となったが、簡便化志向の上昇と経済性志向の低下により、平成20年の調査開始以降初めて「簡便化志向」が「経済性志向」を上回った。
輸入食品の「安全性に問題がある」というイメージは9半期連続で低下し、安全面のマイナスイメージは緩和傾向にある。一方、国産食品は「安全である」割合が減少し、「どちらともいえない」が増加。輸入食品と国産食品の「安全面」に関するイメージの差は縮小傾向にあることがうかがえる。
<調査結果のポイント>
〇食の志向は、簡便化志向が高まる傾向(図1、2)
〇外食時に国産食品であることを「気にかける」割合は大きな動きなし (図3)
〇食の安全性に関する輸入食品のマイナスイメージは薄れる傾向(図4)
〇国産品にこだわらない割合、緩やかに上昇(図5)
〇購入に抵抗がない輸入食品「牛肉」が最多 (図6、7)
調査時期:令和2年1月
調査方法:インターネットによるアンケート調査
調査対象:全国の20歳代~70歳代の男女2000人(男女各1000人)
重要な記事
最新の記事
-
JA熊本経済連が1000トン落札 政府備蓄米 「価格下がっても500円前後か」2025年3月12日
-
JAさがは2回目も入札 政府備蓄米放出 「今年は米騒動起こさぬため」2025年3月12日
-
政府備蓄米、入札量の9割落札 JA福井県 価格低下は限定的か2025年3月12日
-
意思決定と女性参画【小松泰信・地方の眼力】2025年3月12日
-
シロアリ防除剤「メタミサルト」、蛍光性能で薬剤の存在を可視化 最速で業界トップシェア目指す ZMクロッププロテクション2025年3月12日
-
こども食堂で富山県産牛乳の体験ミルク教室を開催 JA全農とやま2025年3月12日
-
岐阜県産イチゴのイベント「ぎふのいちごおやつマルシェ」を開催 県内17の菓子店が集結 JA全農岐阜2025年3月12日
-
農協シリーズからモナカアイス「北海道ミルク」「京都宇治抹茶」新登場 JA全農2025年3月12日
-
「いわて純情米」アンバサダーにエンゼルス菊池雄星 投手が就任 JA全農いわて2025年3月12日
-
黄金の郷のこだわり りんごとトマト、丸搾りのジュースに JAいわて平泉(岩手県)2025年3月12日
-
特産のゆずがドロップに 鼻に抜ける甘酸っぱい香り JA神奈川つくい(神奈川県)2025年3月12日
-
ハマササゲの耐塩性機構が明らかに 作物の耐塩性開発に期待 農研機構2025年3月12日
-
青りんごが赤くなる不思議 眠りから覚めた遺伝子が果皮の色を変えるメカニズム判明 千葉大学2025年3月12日
-
植物栽培の生理生態情報定量的を可視化 高知大学IoP共創センターと共同研究開始 welzo2025年3月12日
-
家庭用油脂製品7%~15%の値上げ 油脂製品を価格改定 J-オイルミルズ2025年3月12日
-
グリーンコープ生協みやざき「笑顔つながるこだわりマルシェ」都城で15日に開催2025年3月12日
-
三重県カンキツ生産者研修会開く 高品質安定生産、日焼け対策などを報告 三重県園芸振興協会2025年3月12日
-
「健康経営銘柄」3年連続選定「健康経営優良法人~ホワイト500~」は9年連続認定 明治HD2025年3月12日
-
「健康経営優良法人2025」認定を取得 ヤンマー2025年3月12日
-
令和6年度省エネ月間四国地区表彰にて「四国経済産業局長表彰」受賞 井関農機2025年3月12日