利益が大幅に伸びたのは、海外機械部門で建機やエンジンなどの売り上げが好調だったため。同社はここ数年、中国やタイなど海外に拠点をつくり生産活動の拡大を進めてきた。今期の決算では「これまでグローバル化を進めてきた効果が表れた」(広報部)と見ている。
例年、決算短信と併せて次年度の連結業績予想も発表しているが、今年度は「東日本大震災の影響で予想が困難なため」(同)未定とした。
同社は震災による被害額を、売り上げで105億円減、利益では工場の復旧などにかかる特別損失を含み70億円減と見積もっている。
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