使用分野別では、水稲用が数量6万8046tで同3.9%減だったが金額は1199億2500万円で同1.3%増だった。果樹用は数量1万8557tで同1.2%増、金額は479億9800万円で同1.0%増と数量・金額ともに増えた。野菜・畑作用は数量7万5958tで同1.0%増だが金額は1044億2500万円で同3.3%減だった。
種類別では、殺虫剤が数量6万3850tで同3.5%減、金額861億1800万円で同5.1%減とともに落ち込んだ。一方、数量・金額ともにのびたのは除草剤で、数量5万2298tで0.9%増、金額1091億9400万円で同2.6%増と好調だった。混合剤は数量で同10.8%減と大きく落ち込たが金額は同0.3%増だった。
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