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【味の素】
味の素がブラジルで風味調味料を増産

 味の素の連結子会社である「ブラジル味の素」社は現地で風味調味料のテンペロ「サゾン」を増産する。

 トップブランドである汎用調味料の風味調味料「サゾン」を増産するためサンパウロ州の工場設備を増強する。着工は1月、完工は来年5月の予定。投資額は約20億円。
 ブラジル経済は人口増加、内需拡大により堅調に拡大。これに対応して、味の素グループは日清味の素アリメント社がブラジル北東部に即席めんの新工場を建設するなど事業拡大を進めている。
 同国での味の素の事業展開は50年以上の歴史がある。サゾンは1988年の発売以来、各種家庭料理に使われ、強いブランド力を築いている。風味調味料とは肉、魚、野菜などのエキスに香辛料などがブレンドされた幅広い用途の調味料。テンペロはポルトガル語で「調味料」の意味。

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