同社は上海に丸山(上海)貿易有限公司を設立し、中国での事業展開をすすめてきたが、このたび生産拠点を設けることで、中国市場参入にむけた商品開発と販売拡大をさらに進める考えだ。
業務提携するのは深セン諾普信農化股フン有限公司(※)。1999年に設立し、2005年に株式会社化。国内で殺虫剤、殺菌剤、除草剤などの製造販売を手掛ける。同社は中国国内での農薬事業をさらに発展させるため高性能な噴霧器を農薬とあわせて販売していくことをめざし、その分野で高い技術力を持つ丸山製作所との業務提携を決めた。丸山製作所は合弁会社に対し、農機の開発・生産にかかる技術協力をしていく予定だ。
新会社は「山東秋田丸山機械股フン有限公司」で、中国東部の山東省臨沂市に本社をおく。資本金は3000万元(約3億9000万円、1元=13円で換算)で、深セン諾普信農化が株式62.66%、丸山製作所が34%を取得する。設立予定は5月。
※ センは土偏に川、フンは人偏に分
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