数量は野菜・畑作用が6万2500t,klで前年に比べて3ポイントほど減ったが、水稲用、果樹用はほぼ前年並み。金額はすべての使用分野で前年に比べて1〜2ポイントほど上回った。
剤の種類別を前年と比べると、殺菌剤が減り、殺虫殺菌混合剤が伸びる傾向がより顕著になっている。殺菌剤は数量が同9.3%減、金額が同1.1%減でともに5月末よりも減少幅が大きくなった一方、混合剤は数量が同13.8%増、金額が同6.6%増でともに増加幅が大きくなった。
除草剤は数量が5万1000t,kl、金額が1019億円。特に果樹用が数量、金額ともに前年に比べて5ポイントほど増えた。
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