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【サタケ】
モンデニッシンから製粉プラント増設工事受注  サタケ

 サタケは今年8月、フィリピンの大手食品メーカー「モンデニッシン」から小麦製粉プラントの増設工事を受注した。

モンデ社の製品 モンデニッシン(以下モンデ社)は、インスタントヌードルやビスケットなどを製造販売しているフィリピンの大手食品メーカー。インスタントヌードルでは、同国内で80%のシェアを持ち、(Lucky Me)というブランド名で親しまれている。
 モンデ社は自社の製粉工場を保有しており、1992年に初めてサタケの製粉システムを導入した。その後、製品の売上増加に伴い、工場の規模拡大のため2度の増設工事を行ったが、3度目となる今回の増設工事もサタケと契約した。
 今回の増設工事は、ハード小麦(強力粉)とソフト小麦(薄力粉)を兼用して製粉できる日産360トンの1ラインだ。完成後はトータルで5ライン日産1080トンの大型製粉プラントとなる。
 契約金額は7億2500万円、機械の出荷開始は2013年1月、同年9月頃完成の予定だ。

(写真)モンデ社の製品

 

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