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【片倉チッカリン】
販売数量減り、増収減益 片倉チッカリンが半期決算

 片倉チッカリンは10月31日、平成25年3月期第2四半期決算短信を発表した。前年同期に比べて売上高は微増だが、利益面では大きく落ち込んだ。

 第2四半期までの累計は、売上高96億円で前年同期に比べて2億円(2%)増、営業利益1億8900万円で同1億3500万円(41.7%)減、経常利益1億9800万円で同1億4300万円減だった。
 主力の肥料事業は、販売数量が減り増収減益となった。前年同期は震災の影響による出荷のずれ込みや価格値上げによる前倒し出荷などにより大きく出荷量が増えたが、それらの影響がなくなったため販売数量は減った。売上高は85億5000万円で微増だったが、利益は2億7000万円だった。
 飼料事業は、飼料・魚粕・魚粉などの販売数量が減り、売上高は4億円、利益は500万円で、ともに前年同期を下回った。
 そのほか、特別利益として、福島第一原発事故による東京電力からの補償金として1億9100万円を計上した。
 今回の発表による、通年の業績予想は変わりない。


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