両グループは平成24年5月に業務提携についての合意書を結び、具体的な提携の形を検討していた。
今回の合意はそれに基づくもので、具体的には雪印メグミルクが協同乳業の発行済み株式の2割にあたる約200万株を、24年度中に取得することをめざす。そのほか、両グループ間での生産受委託を通じた工場など施設の効率的な利用、物流の効率化、資材の共同購入などについても今後検討を進めていく。
両社は、「既存の枠組みを越えた協力体制を構築し、コスト競争力のある強い乳業会社をめざす」とコメントしている。
(関連記事)
・飲料、ヨーグルト、チーズが好調 雪印メグミルクが第2四半期決算 (12.11.14)
・雪メグのヨーグルトに免疫活性化とストレス軽減効果 (2012.10.23)
・【人事速報】 協同乳業(株) (6月27日付) (2012.06.29)
・寿命が伸びるビフィズス菌の効果を発見 大腸の老化抑制と寿命の関係も証明 協同乳業などの共同研究 (2011.08.19)