トーヨーライス(株)は11月21日、千代田区丸ノ内の東京會舘で「タニタ食堂の金芽米(4.5kg)」とパックごはん「タニタ食堂の金芽米ごはん」の新商品発表会を開いた。
「金芽米」は、革新的な精米技術である「サイカ式精米法」により、栄養価の高い胚芽の基底部(金芽)と、糠層の下にあって旨みの素となる亜糊粉層を残して精米された無洗米だ。
「金芽米」の亜糊粉層は、炊飯時に吸水膨張し約10%炊き増えするが、その際、亜糊粉層内に含まれる酵素が活性化して旨みを向上させる、という特長がある。
それを考慮し、「金芽米」をふっくらとした美味しいご飯に仕上げるには、炊飯時にお米の量を10%減らし、従来と同様量の水加減で炊き上げることが必要だ。
炊き上がり量は通常の精白米と同じでも、実際に使うお米の量は10%少ない。従って同量のごはんを食べても、10%の摂取カロリー減となる。
「美味しく、ヘルシーに」は、今話題の「タニタ食堂」の企業コンセプトだが、美味しく、栄養価が高く健康効果もある「金芽米」を全国に広めたいとする同社の考えと合致することから、夢のコラボレーションが実現した。
「タニタ食堂の金芽米(4.5kg)」の希望小売価格は2350円、パックごはん「タニタ食堂の金芽米ごはん」(160g)は同149円、3個パック入りは同428円(共に税込み)。11月21日より全国の量販店などで販売される。
(写真)
上:雑賀社長(左)とタニタ食堂の担当者
下:無洗米「タニタ食堂の金芽米」(左)と同電子レンジ用パックごはん
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