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除塩で1800haが作付可能に 農水省まとめ

 東日本大震災の津波による被害を受けた農地のうち除塩事業で23年産の作付が可能となったのは5月20日現在で約1800haとなっている。

 5月25日に農林水産省が公表した。
 津波で被災した水田は約2万ha。このうち除塩事業で復旧したのが約1割ということになる。
 作付が可能となった水田は青森県22ha(冠水等推定水田面積76ha)、岩手県5ha(同1172ha)宮城県1147ha(同1万2685ha)、福島県61ha(同5588ha)、茨城県10ha(同525ha)、千葉県578ha(同620ha※千葉県の現地調査まとめ)。6県18市町村となっている。


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