同会は平成22年度に「防ごう! 農作業事故 地域活動マニュアル」を作成し、農業機械による農作業中の死亡事故を減らす取り組みを進めている。
今回選ばれた8つのモデル地域・団体は、防止活動を推進する地域リーダー育成に取り組む研修会への参加や助成金の交付などが受けられる。また、マニュアルを活用した事故防止の実践活動を実施し、今後作成する予定の「地域活動マニュアル」改訂版などでその活動が全国的に紹介される予定。
◇
選ばれたのは次の8地域・団体
▽佐賀市担い手育成総合支援協議会(佐賀)
▽JAえちご上越(新潟)
▽那珂市農業機械士協議会(茨城)
▽長岡市三島地域脇野町農家組合(新潟)
▽匝瑳市農業機械士会(千葉)
▽南砺市山野地区第八営農組合(富山)
▽(株)ふぁーみんサポート東はりま(兵庫)
▽若宮地区大豆コンバイン利用組合(佐賀)
(関連記事)
・中古農機の価格、販売台数などを詳細に 日本農業機械化協会が21年度版ガイドブック発売(2011.07.25)
・農作業事故防止のモデル地域を募集 日本農業機械化協会(2011.07.21)
・震災復興で農機の果たす役割は大きい 日本農業機械化協会(2011.05.30)
・前年比34人増の408件 高齢者、女性の事故率高まる 平成21年の農作業死亡事故(2011.05.09)